インタビュアー川崎さちえ(以下、川崎):総裁選や衆議院選挙があり、慌ただしい9月、10月だったと思います。その間、株式市場も大きく反応する場面もありましたが、中野さんはどうお考えですか?
なかのアセットマネジメント代表 中野晴啓さん(以下、中野さん):2024年9月27日に自民党の総裁選が行われました。結果、石破さん(現在の石破総理)が総裁に選ばれたわけですが、その後の日経平均株価は下落をしています。10月27日に高市早苗さんが総裁に選ばれるのではないかという期待で日経平均株価が上昇した反動もあったのでしょう。ただ、その後は徐々に株価を戻して4万円をこえる場面もありました。
そして10月27日の衆議院選挙です。この選挙で自民党が大敗した直後は日経平均株価は上昇していますが、その後は下がりました。そしてあまりパッとしない値動きを続けています。でも私が注目をしているのは、この間円安がかなり進んだことです。
通常、円安になると輸出関連株が買われて株高になります。総裁選からずっと円安が続いていたのですが、株価はそれに反応しませんでした。これが何を意味するのかというと、株式市場におけるこれまでの構図が崩れてしまったということです。
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投資家の損失という痛みを防ぐために、
生活経済でインフレ起こしちゃダメだよ
1: 2024/12/21(土…